PROJECT
変えずに、
整える。
最初のご依頼は、名刺のリニューアルでした。ロゴも変更して構わないというお話でしたが、これまで使われてきた資料や制作物を見ていくと、少しずつ形の異なるロゴが存在していました。
それでも、創業から45年にわたって使われてきたロゴは、すでに会社の顔として認識され、ブランドとして成立していました。
新しいものに置き換えるのではなく、これまで積み重ねてきたものを受け継ぐ。基本となる形を選び、細部を整えたうえで、これからも使い続けることにしました。
CONCEPT
原点にある「翻訳」を、
もう一度中心に。
名刺から始まったリニューアルは、事業案内へと広がっていきました。
翻訳を原点に、ローカライズやマニュアル制作など、長い時間をかけて事業領域を広げてきた一方で、これからはさまざまな事業を続けながらも、もう一度「翻訳」を中心に据えていきたいという考えがありました。
そこで、翻訳を通して日本と海外をつなぐ仕事を、ひとつの言葉にしました。
「コトバ、ウミヲコエル。」
日本から海外へ。海外から日本へ。言葉の力で海を越え、人や企業、そして世界をつないでいく。その姿を、新しいVIの軸にしました。
VISUAL
海を越える、
フライングマン。
「コトバ、ウミヲコエル。」という考えから生まれたのが、空を駆ける「フライングマン」です。
モチーフにしたのは、言葉を介して日本と海外をつなぐ仕事を支えるスタッフ。言葉の力を携えて、軽やかに、スピーディーに海を越えていく姿として表現しました。
既存のコーポレートカラーであるグリーンを基調に、ロゴ、フライングマン、タイポグラフィを組み合わせ、新しい視覚言語として展開していきました。
DESIGN
使われる場面から、
カタチを考える。
新しいVIは、名刺、事業案内、各部門の案内などへ展開しました。
事業案内は、スタッフが顧客との立ち話の中でも、さりげなく手渡せるものにしたいと考え、一般的な会社案内よりもコンパクトなサイズにしています。
翻訳を中心に、それぞれの事業がどうつながっているのか。情報を整理するだけでなく、実際に使われる場面まで考えながら、一つひとつのツールへ落とし込んでいきました。