BRAND DICTIONARY

IDENTITY

アイデンティティ

変わっていくものの中にある、
「自分は何者か」。

人は、時間とともに変わっていきます。

年齢が変わる。
仕事が変わる。
住む場所が変わる。
髪型や服装が変わる。
考え方だって、少しずつ変わっていきます。

それでも、

「自分は、自分だ」

という感覚があります。

企業も同じです。

商品やサービスが変わる。
働く人が変わる。
経営者が変わることもある。
事業の内容が変わることもある。
社名やロゴが変わることだってあります。

それでも、その企業がその企業であり続ける。

その企業を、その企業たらしめているもの。

それが、IDENTITY(アイデンティティ)です。

違いをつくる前に、自分を知る。

ブランドについて考えるとき、

「競合とどう違うのか」
「どうすれば選んでもらえるのか」

ということを考えることがあります。

もちろん、それも大切です。

でも、違いをつくろうとする前に、

「そもそも、自分たちは何者なのか」

を知ることも大切です。

どんな考え方を大切にしてきたのか。
どんな仕事をしてきたのか。
なぜ、その商品やサービスを続けているのか。
お客さまから、何を評価されてきたのか。

そうしたものを見ていくと、その企業に繰り返し現れる考え方や行動が見えてくることがあります。

それは、競合と比較してつくった「違い」ではありません。

もともと、その企業の中にあったものです。

変わらないためではなく、
変わっていくために。

IDENTITYというと、

「その会社らしさを守るもの」

という印象があるかもしれません。

でも、企業は変わっていきます。

新しい商品をつくる。
新しい事業を始める。
新しい人が加わる。
新しい市場へ進む。

変わることを止めることはできません。

だからこそ、

何を変えて、何を残すのか。

その判断をするときに、IDENTITYが一つの軸になります。

昔と同じことを続けるためのものではありません。

変化するたびに別の会社になってしまうのでもない。

その企業が、その企業のまま未来へ進むための軸。

IDENTITYには、そんな役割があります。

SAKANANA THINKING

「これから」を考える前に、
「これまで」を見てみる。

これから、どんな会社になりたいのか。

ブランドを考えるとき、とても大切な問いです。

でもサカナナでは、その前に、

「では、今までどんな会社だったのでしょう。」

と考えてみます。

どんな仕事をしてきたのか。
どんなお客さまと出会ってきたのか。
何を大切にしてきたのか。
どんなときに喜ばれてきたのか。
何を変えながら、何を変えずにきたのか。

未来だけを見て新しい姿を考えるのではなく、これまで積み重ねてきたものにも目を向けます。

なぜなら、

「これから」の手がかりは、
「これまで」の中にある。

と考えているからです。

見つけるのは、過去ではなく、
その会社の軸。

昔から続いているものを、すべて残せばいいわけではありません。

古いロゴを残すことでも、昔の商品をつくり続けることでも、これまでのやり方を変えないことでもありません。

大切なのは、

「なぜ、それを続けてきたのか。」

を見ることです。

カタチは変わっても、その奥にある考え方は変わっていないかもしれない。

事業は変わっても、大切にしていることは同じかもしれない。

そうやって見ていくと、

変えてもいいものと、
変えたくないもの。

その境目が少しずつ見えてきます。

そして、それがこれから何かを決めるときの判断の軸になります。

その企業のまま、
変わっていく。

企業は、ずっと同じではいられません。

だから、IDENTITYは会社を過去に縛るためのものではないと、サカナナは考えています。

これまでを見つめる。

そこから、自分たちは何者なのかを見つける。

そして、その軸を持ちながら、これからのカタチを考える。

過去から、現在へ。
現在から、未来へ。

カタチを変えながらも、その企業であり続けるために。

その企業のまま、変わっていく。

サカナナにとってIDENTITYとは、そのための軸を見つけることです。

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