BRAND DICTIONARY
見つける
ブランドは、つくるものではなくて、
見つけるもの。
会社には、これまで積み重ねてきたものがあります。
仕事。
商品やサービス。
お客さまとの関係。
働いている人たち。
大切にしてきたこと。
ずっと続けていること。
そして、
当たり前すぎて、普段はあまり意識していないこと。
そういうものの中に、
その会社を、その会社たらしめているものが
隠れていることがあります。
だからサカナナは、
ブランドを考えるとき、
まず、そこに何があるのかを見てみます。
答えを、外から持ってこない。
もちろん、
つくるなら新しいものをつくりたい。
でも、
新しくすることが目的ではありません。
なぜ、この仕事を始めたのか。
なぜ、今まで続けてきたのか。
なぜ、この商品をつくっているのか。
なぜ、お客さまはこの会社を選んでくれているのか。
話を聞いていると、
「そんなの、普通ですよ。」
と言われることがあります。
でも、
その「普通」が、ほかの会社にとっても普通とは限りません。
本人たちにとっては当たり前すぎて、
価値があることに気づいていないこともあります。
反対に、
今の会社と、今の見え方が合っていなかったり、
昔は必要だったものが、今は少し違っていたりすることもあります。
何を残したいのか。
何を変えたいのか。
ブランドの種は、
案外、そんなところにあります。
その会社に合った方法で、一緒に探す。
サカナナの仕事は、
まず、その会社を知ることから始まります。
じっくり話を聞くこともあります。
事前に考えてもらったことをもとに、
気になるところを深く聞くこともあります。
これまでにつくってきたものを、
一緒に見ることもあります。
大切なのは、
決まった方法でヒアリングすることではありません。
その会社の中にあるものを見つけるために、
どんな方法が合っているのかを考える。
話したり。
見たり。
考えたり。
行ったり来たりしながら、
一緒に探していきます。
デザインしながら、見つける。
話を聞けば、
すぐに答えが見つかるとは限りません。
言葉にしてみる。
カタチにしてみる。
デザインしてみる。
すると、
「なんか違う。」
と気づくことがあります。
その「違う」も、
見つけるための大切な手がかりです。
もう一度見てみる。
もう一度話してみる。
そして、またつくってみる。
サカナナにとって、
考えることと、デザインすることは、
別々の工程ではありません。
つくりながら考える。
考えながら、またつくる。
その中で、
最初には見えていなかったものが、
少しずつ見えてくることがあります。
見つける。カタチにする。育てる。
見つけたものは、
そのままでは、まだ伝わらないことがあります。
言葉にする。
ロゴにする。
Webサイトにする。
会社案内にする。
広告にする。
必要なカタチにして、
人に伝わるようにする。
そして、
使われていく中で、
また新しいものが見つかることもあります。
会社も変わります。
人も変わります。
時代も変わります。
だからブランドも、
一度つくって終わりではありません。
見つける。
カタチにする。
育てる。
そして、また見つける。
見つけたいのは、
まだそこにない何かではなく、
すでにそこにあるのに、まだ見えていないもの。
それを一緒に見つけて、
その会社にふさわしいカタチにしていく。
サカナナは、そこからデザインを始めます。