BRAND DICTIONARY

PURPOSE

パーパス

会社は、何のためにあるのでしょう。

そう聞かれると、少し大きな話に聞こえるかもしれません。

社会のため。
未来のため。
世界を変えるため。

もちろん、そんな答えを持つ企業もあります。

でも、すべての会社が大きな使命を掲げて始まったわけではありません。

好きだったから始めた。
得意だったから仕事になった。
誰かに頼まれて続けてきた。
困っている人がいたから始めた。

そんな会社も、たくさんあります。

PURPOSE(パーパス)は、立派な使命をつくるための言葉ではありません。

「自分たちは、何のためにこの仕事をしているのか。」

その理由を考えるための言葉です。

「何をしている会社か」の、
もう一つ奥へ。

会社には、商品やサービスがあります。

何をつくっているのか。
何を売っているのか。
どんなサービスを提供しているのか。

それを見れば、「何をしている会社なのか」は分かります。

でも、

「なぜ、それをしているのか。」

まで考えてみると、その会社が大切にしているものが見えてくることがあります。

たとえば、同じ商品をつくっている会社でも、

便利にしたい。
楽しくしたい。
安心して使ってほしい。
長く使ってほしい。

その理由は同じとは限りません。

何をしているのかだけではなく、

なぜ、それをしているのか。

PURPOSEは、その問いの先にあります。

PURPOSEは、未来だけを見る言葉ではない。

「これから、どんな会社になりたいのか。」

未来を考えることは大切です。

でもPURPOSEを考える手がかりは、未来だけにあるとは限りません。

今まで、どんな仕事をしてきたのか。

何を大切にしてきたのか。

利益だけを考えればやめてもよかったのに、なぜか続けてきたことはないか。

逆に、利益になっても「これはやらない」と決めてきたことはないか。

そうした選択の中にも、

「なぜ、この会社はこの仕事をしているのか。」

という理由が隠れていることがあります。

PURPOSEは、未来へ向かって新しい理由をつくるだけではなく、

これまで歩いてきた道の中から、自分たちが仕事を続けてきた理由を見つけることでもあります。

SAKANANA THINKING

「なぜ、これを
続けているんだろう?」

サカナナがPURPOSEを考えるとき、最初から、

「御社の存在意義は何ですか?」

とは聞かないと思います。

ちょっと答えにくいですから(笑)。

それよりも、

なぜ、この仕事を始めたのでしょう。
なぜ、今まで続けてきたのでしょう。
なぜ、これは譲れなかったのでしょう。
なぜ、この仕事をすると嬉しいのでしょう。
どんなときに、お客さまから喜ばれたのでしょう。

そんな話を聞いてみたいと思います。

すぐに答えが出なくてもかまいません。

昔の話をしたり、仕事の話をしたり、ときには失敗した話をしたり。

そうやって話しているうちに、

「ああ、だからこの仕事を続けてきたのか。」

と、自分たちでも気づいていなかった理由が見えてくることがあります。

PURPOSEも、つくるより、
見つけたい。

これからの会社にふさわしい、立派な言葉を考える。

それだけなら、いろいろな言葉をつくることができます。

でも、その言葉がどれだけきれいでも、

「本当に、そう思っている?」

と聞かれたときに、自分たちが少し困ってしまうようでは、会社の軸にはなりにくいと思います。

だからサカナナでは、PURPOSEも外から持ってくるのではなく、その企業の中から見つけたいと考えています。

創業したときの思い。

長く続けてきた仕事。

何度も繰り返してきた選択。

お客さまから言われて嬉しかったこと。

どうしても譲れなかったこと。

そこに繰り返し現れるものを見ていく。

すると、

「自分たちは、これを大切にしてきたんだ。」

というものが見えてくるかもしれません。

迷ったときに、
戻ってこられる場所。

PURPOSEは、Webサイトや会社案内に載せるためだけの言葉ではありません。

新しい事業を始めるとき。
商品やサービスを変えるとき。
何かをやめるとき。
会社が大きく変わろうとするとき。

「自分たちは、何のためにこれをしているのか。」

そこへ戻って考えることができる。

答えを決めてくれるものではありません。

でも、

「こっちは自分たちらしい。」
「これは少し違う気がする。」

そう判断するときの、一つの軸にはなると思います。

立派な理由じゃなくていい。

会社を続けている理由は、必ずしも壮大である必要はありません。

目の前の人に喜んでもらいたい。

いいものをつくりたい。

この仕事が好きだから続けたい。

自分たちにしかできないことがある。

そんなところから始まってもいい。

大切なのは、立派に聞こえることではなく、

「そうそう。だから私たちは、この仕事をしているんだ。」

と、自分たちが思えること。

PURPOSEとは、

会社に新しい使命を与えることではなく、

自分たちは、なぜこの仕事を続けているのか。

その理由を見つけ、これからも迷ったときに戻ってこられる言葉にすること。

サカナナは、そう考えています。

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